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フルオーダーユニフォームの作り方|相談から納品までの流れと失敗しないポイント
「お店の世界観に合ったユニフォームを作りたいけれど、フルオーダーは何から始めればいいのか分からない」——開業準備中の飲食店オーナーや、既存店のリニューアルを考えている経営者の方から、こうした声をよく耳にします。
既製品やパターンオーダーと違い、フルオーダーは自由度が高い分、発注の流れが見えにくいのも事実です。この記事では、フルオーダーユニフォームが完成するまでの流れと、依頼前に押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。
フルオーダーユニフォームとは|既製品・パターンオーダーとの違い
ユニフォームの発注方法は、大きく3つに分けられます。
- 既製品:カタログの中から選ぶだけで導入できる。コストは抑えられるが、デザインの自由度はほぼない。
- パターンオーダー:既存のデザインをベースに、色や生地、一部のディテールを変更できる。既製品よりは柔軟だが、ゼロからのデザインはできない。
- フルオーダー:デザイナーと相談しながら、コンセプトから形にする完全オリジナルの一着。生地選定から縫製まで、お店の世界観に合わせて作り込める。
「他店と似たような制服になってしまう」「メニューや内装のこだわりに、ユニフォームだけが追いついていない」という悩みを持つ飲食店にとって、フルオーダーは店舗のブランディングを一段引き上げる選択肢になります。
発注の流れ①:ヒアリング・現場訪問
フルオーダーの第一歩は、デザイナーによるヒアリングです。単に「どんな色がいいか」「どんなデザインがいいか」を聞くだけでなく、実際に店舗へ足を運び、内装や照明、スタッフの動き方、提供するメニューの世界観までを直接確認します。
現場を見ることで、写真や資料だけでは伝わらない「その店らしさ」を汲み取れるのが、国内デザイナーが直接動くフルオーダーならではの強みです。厨房での動きやすさが必要なのか、接客時の見え方を重視したいのか、といった実用面の要望もこの段階ですり合わせます。

発注の流れ②:デザイン提案〜生地選定
ヒアリングをもとに、デザイナーが具体的なデザイン案を提案します。ロゴの配置、シルエット、色味など、店舗のコンセプトに合わせて何パターンか提示されるのが一般的です。
同時に進むのが生地選定です。国産生地を使うことで、色の再現性や耐久性、着用感まで細かくコントロールできます。長時間の立ち仕事や厨房での作業に耐えられるか、洗濯を繰り返しても型崩れしにくいかなど、飲食店の現場に即した視点で生地を選ぶことが、長く使えるユニフォームにつながります。
デザインと生地の両方について、打合せを重ねながら直接すり合わせできるのもフルオーダーの利点です。イメージのズレを最小限に抑えたまま、納得のいく一着に近づけていきます。

発注の流れ③:縫製・納品|国内縫製だからできる短納期・小ロット
デザインと生地が確定したら、いよいよ縫製の工程です。国内での縫製にこだわることで、海外生産では難しい小ロット対応や短納期での納品が可能になります。
開業直前でスケジュールに余裕がない場合や、まずは少人数分から試したいという場合でも、国内縫製であれば柔軟に対応しやすいのが特徴です。打合せの内容がそのまま製造現場に反映されやすく、仕上がりの精度にもつながります。

費用相場の目安
フルオーダーユニフォームの費用は、デザインの複雑さや生地、発注枚数によって変動しますが、目安としては**20着以上・1着¥20,000〜**が一つの基準になります。
既製品と比較すると単価は高くなりますが、その分「その店にしかない一着」としてスタッフの誇りや接客の質にもつながる投資と考えることができます。まずは概算の見積もりを取り、既製品・パターンオーダーとの費用対効果を比べてみるのがおすすめです。
失敗しないためのチェックポイント
フルオーダーで後悔しないために、依頼前に確認しておきたいポイントをまとめました。
- お店のコンセプトを言語化できているか:内装やメニューと同じトーンで、ユニフォームに何を求めるかを整理しておくと、ヒアリングがスムーズに進みます。
- 現場での動きやすさを具体的に伝えられているか:見た目だけでなく、厨房・ホールそれぞれの作業に必要な機能面も伝えましょう。
- 納期とロット数を早めに共有しているか:開業日やリニューアル日から逆算し、余裕を持ったスケジュールで相談することが大切です。
- 打合せ回数や修正対応の範囲を確認しているか:イメージのすり合わせに何回まで対応してもらえるか、事前に確認しておくと安心です。
まとめ
フルオーダーユニフォームは、デザイナーとの直接のやり取りを通じて、お店の世界観をそのまま形にできる方法です。ヒアリングからデザイン提案、生地選定、国内縫製での製造まで、一つひとつの工程に店舗のこだわりを反映できるからこそ、既製品にはない一着に仕上がります。
「自分の店に合ったユニフォームを作りたい」と感じたら、まずは相談から始めてみてはいかがでしょうか。

